
平成20年10月25日
愛媛朝日テレビ ココロンTV
ヒメロン編集部で当院が紹介され、放送されました。
女性に優しい、健康美を届けるクリニックとして紹介され、反響を呼びました。
詳しくはこちら
http://www.eat.jp/blog/hime_
beauty/archives/2008/10/post_8.html

症状・特徴
拍動性の頭痛が多いが、拍動性ではないパターンもある。発作性に起こり、およそ80%が左側、もしくは右側の頭が痛い。また、頭痛の前には、キラキラした光や線が見えたり、反対に目が見えない、チクチクする感じ、しびれ感といった、前兆を伴うケースがある。他には、言葉が出ない、あくび、首のこり、眠気などを伴う場合がある。発作時にはおう吐、下痢、多尿などの随伴症状や、光・音に対する過敏反応もある。家族歴、遺伝的要素もある。比較的若いころに発症し、多くは30歳以前に発症する。男性より女性に多く、生理周期に一致して起こることがある。
誘発因子:ストレス、疲労、睡眠不足、生理、飲酒
治療方法
・星状神経節ブロック
発作時に来院することは不可能ですが、頭痛がない時に来院していただき、ブロックを反復して行い、生活の質を改善します。星状神経節ブロックで発作頻度と重症度を軽減します。当院では、針をささない、痛くない近赤外線治療機で神経ブロックを行いますので、安全です。小児にも使用できます。
・トリプタン系製剤
片頭痛に特異な効果を示し、高い有効率をもつ薬です。セロトニン 5-hydroxytriptamin (5-HT) 受容体 5-HD1B/1D選択的刺激薬で、片頭痛発作時の拡張した頭蓋内血管の5 - HD1Bレセプターを刺激して、収縮させることが主な薬理作用と考えられています。また、三叉神経終末からのCGRPやsubstannce Pの遊離を抑制し、三叉神経の神経原性炎症を抑制するのでは、という考えもあります。経口薬、点鼻薬、水なしで服用できる速溶錠剤があります。トリプタン系製剤の服用時期ですが、頭痛発作のより早い時期に服用すると、効果的です。時期を逃さず、痛みが高度になる前に服用する事が、重要です。ですから、当院では、いつでもどこでも服用できる速溶錠剤、もしくは気持ち悪くなっても投与できる点鼻薬を処方しています。いつどこで起こるか分からない頭痛のために、いつも携帯していただき、飲む時期を逃さない対応が、片頭痛薬には求められます。でもトリプタン製剤は、痛みがピークになっても有効ですので、ご安心ください。
ところが、トリプタン製剤には個人差があり、効果を示さない方もいます。その場合には、他のトリプタン製剤に変更する、もしくはエルゴタミン製剤を投与したりします。
禁忌: 虚血性心疾患、脳血管障害、コントロールされていない高血圧症。
・エルゴタミン製剤
外頚動脈系を比較的選択的に収縮させます。軽症〜中等度症状の症例や、トリプタン系薬剤無効例に用います。この薬も発作早期に服用することが、大切です。効果が少ない時には、2時間開けて再度服用して、一日3回まで服用可能です。この薬とトリプタン系製剤を一緒に飲んではいけません。
禁忌: 妊娠、虚血性心疾患、
・ 圧痛点の局所神経ブロック
1%カルボカインを 6ml くらい、痛い部位や神経近傍に注入して、即効性に痛みを取り去ります。肩のこり、痛みを伴う片頭痛には有効な手段です。
・ 非ピリン系解熱鎮痛薬、非ステロイド性消炎鎮痛剤
軽症の片頭痛には、有効です。効果は比較的少ないですが、安全性が高いため、治療薬として一般的に処方されています。この系統のお薬だけを、毎回頭痛発作のたびに、漫然と飲まれている方も多いはず。
一度専門医にご相談ください。頭痛とうまく付き合い、生活の質の向上を図ることが大切です。発作頻度を少なくして、頭痛で寝込んで仕事にいけない日を少なく、家事をためてしまわないように、体が動くように。そんな生活を取り戻していただきたいと考えています。
・ 近赤外線治療 スーパーライザー
マッサージでは届かない筋肉の奥の深い血管や神経に到達する光で、神経の緊張をほぐして、血流を改善します。東洋医学のツボと西洋医学の神経血管の走行にレーザーを照射することにより、より効果的に血流を改善します。痛み物質の除去、炎症細胞の洗い流し、栄養補給、酸素運搬から、治癒へと導きます。施術後は、ポカポカ温かい感じがあります。
・ 漢方薬
・ 痛み止め、湿布
予防薬はないのでしょうか?
上記トリプタン製剤も、エルゴタミン製剤にも、予防効果はありません。あくまで、発作が起こってからの服用になります。でも、カルシウム拮抗剤、βーブロッカーには予防効果があるとされています。神経ブロック治療と共に、内服治療も症例によってはお勧めいたします。また、発作誘因因子は人様々です。それらを極力除去し、発作を予防することも重要です。例えば、日曜日の朝、寝だめ感覚で睡眠を取り過ぎていませんか。生活リズムを崩すことは、片頭痛にとって良くありません。規則正しい生活睡眠習慣を守ることで、頭痛発作が起こらないようにします。また、患者様によっては、漢方薬が予防薬として著しい効果を示される方がいらっしゃいます。今まで漢方薬をお飲みになったことがない患者様には、予防薬として服用していただくこともあります。
片頭痛の診断基準
前兆のない片頭痛(1〜3をみたす頭痛発作が5回以上ある)
1. 頭痛持続時間は4~72時間以内
2. 片側性、拍動性、中等度から重度の頭痛、頭痛のために日常的な動作ができないことがある。これらの2つ以上該当する。
3. 頭痛発作中に気持ち悪い、嘔吐、あるいは光・音過敏があることがある。
前兆のある片頭痛(1〜3をみたす頭痛発作が2回以上ある)
1. マヒを伴わない前兆が1つ以上ある。
キラキラした光・点・線。視覚消失、チクチクした感じ、感覚が鈍い、一過性に言葉が出ない。
2. 1つ以上の前兆が5分以上かけて徐々に進展する。複数の前兆が出現することもある。
3.前兆のない片頭痛診断基準を満たす頭痛が、前兆の出現中もしくは前兆後60分以内に起こる。
